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失敗しないジャンベケースの選び方


ジャンベを安全に運ぶためにケースは必需品だと感じます。
ぶつけて皮に傷が入ったり破けてしまったり、ボディに傷がついたり、雨に濡れてしまったり、そういったことから守るためにも必要です。
そして太鼓全般に言えることだと思いますが、ジャンベも打面の縁であるエッジの部分を損傷してしまうと、皮を外してエッジを削り直す必要があり大変なので、そういったことが起きないようにするためにも、ケースはとても重要です。

この記事を皆さまにお伝えしなければと思ったきっかけは、当ジャンベ教室のある生徒さんから、インターネットでジャンベケース(ジャンベバッグ)を購入して2度失敗してしまったことを聞かされたためです。同じ失敗で後悔する方がまた出ないようにとの思いで、できるだけ分かりやすくジャンベケース(ジャンベバッグ)の選び方をお伝えいたします。

目次

1.ジャンベケースを求めるタイミング

結論から言いますと、実店舗でジャンベ購入すると同時にジャンベケースも購入するのが、最適なサイズがひと目で分かり、最も理想的です。
ジャンベの選び方でもお伝えいたしましたが、ジャンベは同じ工房で作られたものでも1台1台違います。必ず実際に見て、手で叩いて、ご自身の手と相性が合うものを選びましょう。

ジャンベケースを求めるまでの流れと最善のタイミングはこうなります。
1) 手を痛めない正しいジャンベの叩き方を習得する
2) ご自身の手と相性の良いジャンベを実店舗で購入する
3) 2)と同時にジャンベケースも購入する

既にジャンベをお持ちで、これからケースを求める方には、後ほど選び方をお伝えいたします。

2.ジャンベケースの素材

ジャンベケースには、大きく分けて布製、樹脂製の2種類があります。他にライブツアーなどで使われるハードケースは今回取り上げません。

1) 布製のジャンベバッグ

ファッション性に富むものが多い布製のジャンベバッグ。その利点・欠点を見ていきましょう。

利点
・見た目が良く、色合いやデザインも様々で素敵なものが選べる
・汚れたら洗えるものもある

欠点
・雨が降ると、中のジャンベも濡れてしまう
・楽器を衝撃から守る力が比較的物足りない
・長く背負うとショルダーストラップが肩に食い込んでくる場合がある

2) 樹脂製ジャンベケース

機能性に富むものなど樹脂製のジャンベケースの利点・欠点を見ていきます。

利点
・防水性に富むものがある
・衝撃に強い工夫がなされているものがある
・ショルダーストラップが幅広でクッション性に富むものがある
・楽器を湿度からある程度守ってくれるものもある
・耐久性に富むものもある

欠点
・色合いやデザインの選択肢がある程度限られる

3) どちらの素材を選ぶか

それぞれの利点・欠点を見ていきましたが、どちらがピンと来ましたか?
たまにしか運ばず、家で保管する際にインテリアとしても楽しみたいという方はデザインを重視し、布製を選ばれるかもしれません。
それなりに運ぶことがあり、楽器を守ることを優先したいという方は樹脂製のものから選ばれるかと思います。
では、次にアフリカンたいこ教室でお勧めしているジャンベケースについて紹介いたします。

3.ジャンベケースに対して私が重視している点

1) 衝撃に強い

演奏家である私が一番に重視するのは、楽器は仕事で無くてはならないとても大切なものなので、万全の体制でを守りたいという点です。また生徒の皆様に対しても、とても気に入って求めた大切な楽器が損傷してしまったらどれだけ悲しくもったいないか、ということからやはり楽器を守ることを第一に考えます。

2) 雨の日の運搬でも、ある程度の安心感がある

雨の日の楽器の搬出入はとても気を使います。西アフリカの民族楽器であるジャンベは木と皮で出来ていますので、雨には弱く、絶対に濡らしたくないところです。生徒の皆様には、雨の日のレッスンに通われる際は、くれぐれも楽器を濡らさないようお伝えしております。

3) 背負う際の肩への負担がある程度緩和されている

電車等でジャンベを運ぶ際は、キャリーカートか背負うかになると思います。背負う場合は肩への負担が少しでも軽減される方がよいと思います。

4) 梅雨時の保管にも安心感がある

雨季と乾季の西アフリカと違い、日本は四季があります。梅雨や湿度の高い夏は、木と皮でできた楽器ジャンベにとって厳しい時期です。私は以前までは、ボディの中もできるだけ通気を良くするために、ジャンベを横に倒して保管していました。
ところが、梅雨がとても長かったある年に、生徒さん用のレンタルジャンベにカビが出てしまったのです。その時、お勧めするジャンベケースに入れていたものは全くなんともありませんでした。

5) 耐久性に富む

2013年から私が毎日のように運搬し使っているジャンベケースは、インナーの底部分にジャンベのフットの輪の形が付いてきましたが、ただそれだけで、まだなんともありません。

4.お勧めのジャンベケース

当ジャンベ教室が生徒の皆さまにお勧めしているジャンベケースをお伝えしてまいります。
私が使っているジャンベケースは、プロの打楽器奏者御用達の打楽器専門店で、フロアマネージャーの方が自信を持って勧めてくれた、PROTECTIONRACKET(プロテクションラケット)というメーカーのものです。3.で挙げた、ジャンベケースに対して重視している点については、実際に私がこのジャンベケースを使い続けながら、全て満たしていることを実感しています。
そのことからアフリカンたいこ教室では、プロテクションラケット製のジャンベケースをお勧めしています。
※防水性についてはメーカーでは100%防水を謳っているようですが、登山用品と違いファスナー部分からは雨等の侵入の心配があります。

5.ジャンベケースを買う時の注意点

実店舗でジャンベ購入と同時にケースを求められる方や、既にお持ちのジャンベを持参してケースを求めに行ける方は、ここは読み飛ばして下さい。
当ジャンベ教室のある生徒さんが、インターネットでジャンベケース(ジャンベバッグ)を購入して2度失敗してしまったことから、皆さまに注意を促したい点をお伝えいたします。
お持ちのジャンベを持参できずにケースを買いに行く方、店舗が近くになくインターネットで求めようと考えている方は、じっくりと目を通してみて下さい。

1) ジャンベの3サイズを測る

ご自身のジャンベの「上部付近最大外径」「高さ」「最下部外径」を測ります。

2) ジャンベケースの内寸以下であることを確認する

・ジャンベの上部付近最大外径 < ケースの上部直径内寸
・ジャンベの高さ < ケースの深さ内寸
・ジャンベの最下部外径 < ケースの底面直径内寸

3) 3サイズともジャンベの方がケースより小さく上手く収まる場合

PROTECTIONRACKET(プロテクションラケット)12インチ用(LPTR12DJ)に収まるジャンベ。

先の生徒さんも、3サイズともジャンベの方がケースより小さかったので、当然この絵の通りに収まると思い、ポチッと注文したわけです。

4) 3サイズともジャンベの方がケースより小さいのに収まらない場合

PROTECTIONRACKET(プロテクションラケット)12インチ用(LPTR12DJ)に収まらない!

ところがケースが届いてみると何故かジャンベが収まらない!サイズ違いかと勘ぐるもそうではない。この生徒さんのジャンベはこのようなボディ形状だったのです。ジャンベはゴブレット型、ケースは逆円錐台ですので、このように3サイズだけ測っても収まらないことがあるのです!

5) 一回り大きいケースでも収まらない場合

PROTECTIONRACKET(プロテクションラケット)13インチ用(LPTR13DJ)でも収まらない!

仕方なくこの生徒さんは、一回り大きいケースを再注文。やっと届き喜んでジャンベを入れようとしたところ、また収まらない!彼女は仕方なくケースの底にバスタオルを折りたたんで敷き、その上からジャンベを入れてやっと収まったのです。

6) 二回り大きいケースなら収まった

PROTECTIONRACKET(プロテクションラケット)14インチ用(LPTR14DJ)なら収まった。

ケース上部はかなり余裕が出てしまいますが、この生徒さんのジャンベが収まるのは、3サイズだけで判断したケースより二回りも大きいものでやっと収まるということだったのです。

7) ではどうすればいいの?

このようにインターネットでジャンベケースを求める場合や、ジャンベを持参せずに実店舗でケースを求める場合、サイズをどう見極めればよいのでしょうか。
手間ではありますが、失敗しないためには次のような測り方で、ケースのサイズを見極めるのが良いのではないかと思います。

(1) ボール紙等で、ケース内寸の上部直径と同じ円盤と、ケース内寸の底面直径と同じ円盤2枚を作る。
(2) ケース内寸底面直径円盤の中心にジャンベを置く。
(3) ジャンベの打面の中心に合うように、かつケース深さと同じ高さになるように打面上に何かで嵩上げし、ケース内寸上部直径円盤を置く。(打面等に傷をつけないよう注意して下さい)
(4) (3)が動かないように注意しながら、長い棒や1m物差しなどを上下のボール紙端に当て、途中ジャンベのボディに当たらないか確認する。
(5) 当たらなければ作成したボール紙に該当するジャンベケース。当たってしまった場合は、さらにサイズの大きいケース内寸で同様の作業をして、合うものを見つける。

6.まとめ

ジャンベは皮を張り替えながら何世代も使い続けられる民族楽器です。皆さまそれぞれの考え方に合うジャンベケースをお選び頂き、お気に入りの太鼓を長く大切にお使い頂ければ嬉しく思います。

楽しい楽器ですので、先ずは手を痛めない正しい叩き方を身につけて、どうしても欲しくなった時にジャンベの選び方を参考に楽器を求め、同時にケースも手に入れるのがよいでしょう。

ケース購入が後になってしまった場合は、ご自身のジャンベを実店舗に持参してケースを求めるのが一番失敗がありません。困難な場合は、当ジャンベ教室の生徒さんの失敗談から考えたこの方法が皆さまのお役に立てれば幸いです。

ジャンベケースも若干の個体差などがあるようです。当記事の内容はあくまでも参考という位置づけでご理解下さい。

尚、万が一、当記事の内容を参考に求められた商品が意にそぐわない物であったり、商品に問題があったりした場合等、物理的、金銭的、精神的なトラブル等が生じたといたしましても、当方は一切の責任を負いかねますので、その旨ご了承下さい。

アフリカンたいこ教室主宰 花岡英一

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