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音楽を感じる

西アフリカの民族楽器ジャンベを愛するみなさん、リズムの波に乗る気持ちよさにハマっているみなさん、音楽の心地よさがたまらないというみなさんそれぞれに気に入った環境で音楽を聴かれていることと思います。

普段は録音された音源を楽しみつつも、ライブ、生演奏を聴きに行くとなぜあんなに感動するのでしょう。

音の響きに包まれ、リズムの波に乗って、空気の振動や演奏者の息遣いをも感じながら。
その会場にいる一人一人の感じる気持ちよさが全体に広がって、皆同じような心地よさに揺られて一体となる。
Live、生演奏はやっぱりなんといっても至福の時ですよね。

録音された音源でも聴く環境によっては、その体全体で感じる感動に近付けることができます。

その事について、音楽プロデューサーやレコード会社の方だけでなく、演奏家はもちろん、音楽好きなリスナーのみなさんには是非読んでもらえたらと思う本があります。

二ール・ヤングの「音楽を感じろ」です。


二ール・ヤング氏は、CDの登場以降、音質の劣化によって体全体で感じていた演奏の感動が損なわれてしまっていることに強く危機感を感じて、いかに本来の感動を感じられる音質でリスナーに楽しんでもらえるか、長い間大変な苦労を重ねて奮闘する様子が描かれています。

私もこの本を読んで、早くそれぞれの環境の中で最大限良い音で聴くことができる低廉なストリーミングサービスが実現してほしいとずっと思っていました。

彼の執筆中に、AMAZON MUSIC HD が本来の録音音質を再現するストリーミングを始め、私も少し光が見えてきたと感じましたが、まだ彼が本の中で述べている低廉なサービスというところではあともう一歩。

そんな中、Apple Music が本来の録音音質を再現する低廉なストリーミングサービスを6月から始めるというプレスリリースが発表されました。

と言っても現時点では要注意です。
6月からというので、私は早とちりしてすぐ申し込んでしまいましたが、まだ始まっていません。

また本来の録音音質を再現する機器は今のところ限られ、iPhone、iPad、Mac、Apple TV上にある最新のApple Musicアプリで聴くことができるそうです。

まだまだ音楽ライブを聴きに行ける機会も少ない中、こういったサービスが充実していくといいですね。

ライブがどんどん復活してきたらまた生演奏で感動し、それ以外の日は自分の環境で気軽に最高の音質で音楽を楽しむことができる。

AppleのSteve Jobsに無碍に扱われた二ール・ヤング氏自身も、やっとこういう流れになって喜んでいるのではないかと私は思います。

ジャンベやドラムなど太鼓は特に空気の振動が伝わってくる生演奏の良さが大きいですが、私の最近の演奏動画も録音自体はできる限りの良い音質で収録しています。
これからも音質はもちろん、ますます感動してもらえるような演奏をお届けできるよう、私も日々さらなる磨きをかけ続けてまいります。
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