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民族楽器の本来の音色

 先週開催された、民族楽器演奏デュオ天鼓(花岡英一&暁天)のライヴにお越しくださった皆様ありがとうございます。
 ジャンベは、窓全開でのコンサートであったこともあり、演奏しませんでした。が、カホン、ウドゥ、カリンバ、揚琴、二胡ほか、様々な民族楽器から奏でられる楽曲を、長野県と東京を結んでのRemote生合奏でお楽しみいただきました。
 高速の光有線Lanとは言え、回線の混雑状況で音の遅れが生じてこないか、ちょっとドキドキでしたが、2公演とも上手くいきました!
民族楽器演奏デュオ天鼓CD
 民族楽器演奏デュオ天鼓のメジャーアルバム「天鼓」は、高音質のレコーディングで定評のあるT-tocレーベルから出ています。
 レコーディングの際、最高のスタジオと機材の中、ヘッドフォンからは民族楽器の音色を生音をそのままに忠実に伝えてくれるのですが、むしろそれ以上で、普段リハーサルをしているときよりもさらに繊細な音色が聴こえてきて驚いたことが今でも鮮明に思い出されます。

 最近読んだ、二ール・ヤングの「音楽を感じろ」で、音楽を本来の音で聴くことの重要性を再認識しています。

 デジタル技術が発展して、画像や動画は格段に綺麗なものが見られるようになったにも拘わらず、音楽だけは逆方向に進んでしまっている。音質を下げてコンパクトに圧縮して、利便性が優先されてしまっていると。
 ノイズはあったりしますが、確かに昔のレコードの音の豊かさは本当に心地よいですよね。

 天鼓のCDもいい音だと評価を受けていますが、通常のCD音質の範囲での話ではあります。
 元の音源はハイレゾなので、アナログレコードかハイレゾで販売されると、さらに本物の音色がお届けできるのですが。

 これからも民族楽器の本来の音色を届けるコンサートを行っていきたいと思います。
 ゆったりとした気分にカリンバ、二胡、揚琴での楽曲。ジャンベやダラブッカ、ディジュリドゥによるノリノリの楽曲。それぞれにお楽しみいただけるかと思います。

 そして皆様もご興味があれば「音楽を感じろ」をぜひ読んでみてください。
 ありがとうございます。
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