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おすすめアフリカンバンド コンゴ編
私もいろいろな演奏家を聴きますが、最近ハマっているものをご紹介いたします。
目次
アフリカ音楽との出会い
私自身、コンゴ(旧ザイール)の音楽グループに4年間日本で参加していました。
ジャンルとしてはルンバロックやリンガラと呼ばれたりするもので、自分の中で大きなルーツのひとつになっています。
参加当時、東京恵比寿にあったアフリカンライブレストランにザイール人のリンガラバンドが常に招聘されていて、Liveを聴くというのを超えて、来店している沢山のザイール人コミュニティの人々を中心に毎晩ダンスフロアと化していました。
私の参加していたグループもそのお店でLiveをさせていただきましたが、やはり客席はDance!Dance!Dance!座っている人はいないという感じでしたね。
私はDrumsで、Percussionはコンゴ人 MUKUNA TSHAKATUMBA ムクナ・チャカトゥンバ、彼の演奏はもう最高!
音もグルーブも流石としか言いようがないものでした。
私のその後の演奏にも彼のPlayが影響しています。
またLiveで一緒になったりした Ratyr Sy ラティール・シーのジャンベの音色と演奏には度肝を抜かれ、後に私のジャンベ演奏の糧になっています。
さて私が参加していたリンガラバンドの音源やCDについては、またの機会にご紹介するとして、そのジャンルに近い私が最近ハマっているグループを紹介いたします。
アフリカの熱帯雨林の奥深くで演奏
Orchestre Baka Gbine という狩猟採集民族によるバンドです。
https://baka.gbine.com/album/kopolo-2
彼らのこのウェブサイトによれば、季節の食料源の近くの森に村を作り、1~2ヶ月滞在し、また移動するという伝統的なスタイルが、今定住を義務付ける圧力が強まり危機に瀕しているそうです。定住したら周囲の森に食べ物がなくなってしまう…。
このウェブページにある「Kopolo」という曲名は、周囲の森に食べ物がない村を表す言葉なのだそうです。
関心を寄せられた方は、彼らのウェブサイトから、Bandcampを介して¥1,034以上の金額でアルバムをダウンロード購入することで彼らを支援できます。
この頁で視聴できる「Kopolo」私は演奏したくなりますね~♪
体が動かずにはいられない!
レコーディングは、カメルーンとコンゴの国境近くの熱帯雨林の奥深くですべてを録音し、英国でミックスして制作したそうです。
リズムは?
さてここでクイズです。
この「Kopolo」は何拍子で、どこが拍子の頭でしょうか?
・・・
答えはみなさんそれぞれに探求してみてくださいね。
代わりに彼らのこちらの「Bolo」という曲のドラムのリズムを表記してみます。
Bolo - Orchestre Baka Gbine(YouTube)
五線譜はちょっとという方のために言葉等で書きますので等幅フォントで見てください。
チ・チ・チチ・チ・
●・・●・・●・・
8分の9拍子ですね~。
チは、Hi-HatCymbals のアクセントです。Guitarのフレーズを上手くフォローしていますよね。
●はBassDrum です。Hi-HatCymbals と合わさると変拍子感が出ますね~♪
これで先の「Kopolo」が何拍子かも分かってしまいましたね♪
アフリカンダンスミュージックを
踊れる曲大好きです!
今年もアフリカンたいこ教室では踊れる曲をみんなで楽しんでまいりますよ~♪
始めてみたいという方は4月からのジャンベ教室が現在お申し込み可能です。
そして私自身この Orchestre Baka Gbine など、かっこいいアフリカンの演奏グループを日本で作れないか模索していきたいと思います。
みなさんの笑顔あふれる毎日に、リズムの波に乗る心地よさと、音楽に浸る気持ちよさを今年もお届けし続けてまいります♪
どうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございます。
花岡英一
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